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〜「輪講形式」と「問題作成」が学生の意欲を引き出す〜
今回は、IT系企業の高層ビルが立ち並ぶ「品川シーサイド駅」下車徒歩3分と、好ロケーションに位置する同校の品川キャンパスにお邪魔して、ものづくり工学科電子情報コース 黒木啓之准教授にお話を伺いました。
![]() 都立産業技術高等専門学校 まずは、貴校について教えて下さい。 黒木先生:当校(東京都立産業技術高等専門学校)は、長い歴史を持つ「東京都立工業高等専門学校」と「東京都立航空高等専門学校」が統合し、平成18年4月に開校した学校です。 今後の科学技術をリードする人材を5年間一貫教育で育成するとともに、専攻科や公立大学法人首都大学東京の産業技術大学院と連携し、高専から大学院に至る、全国初の“9年間一貫のものづくり教育”を目指している新しいスタイルの学校として注目されています。 貴校で.com Masterを導入された経緯を教えて下さい。 黒木先生:当校では、ネットワーク教育を行う授業のカリキュラムとして、シスコ・システムズ社が行っている「シスコ・ネットワーキングアカデミー・プログラム」を既に利用しておりました。 紹介を受け.com Master ★の公式テキストを手にする機会があり、CCNAで扱われていない項目が多数学べることを知り、両者を組み合わせた「幅広く実践的なネットワーク教育」を行ってみようと、2005年度より採用することを決めました。 特に.com Master ★は、宅内機器やメーラー・ブラウザーの知識、ネットにおけるマナーやルールなど、より学生の身近にある内容を取り扱っているので、とても興味を持って取り組んでくれていますよ。常に最新の技術動向を学べるのもいいですね。 どのような形式で.com Masterを導入されているのでしょうか。 ![]() 黒木啓之准教授 黒木先生:2つの形式を使っています。まずは、「ネットワーク工学」として授業として行っているもの。半期の科目で、週2時限のカリキュラムを設定しています。これは、公式テキストを用い、いわゆる「輪講形式」で授業を行っています。対象となるのは、様々な学科を卒業した専攻科生です。 章や項単位で担当を決めて発表させる形態で、ただテキストの内容をまとめたものを発表させるだけではなく、難しい語句の説明や自分で調べた内容も必ず盛り込むように指導しています。また、担当した範囲内で選択式の問題を20問作成してもらい、レポートとして提出させています。 学生がオリジナルの問題を作るのですか。 黒木先生:そうです。一つの問題につき複数の選択肢を作らせることがポイントで、特に「なぜこの選択肢が不正答なのか」を解説させることにより、より理解度が高まっているようです。中には、本当に巧妙なひっかけ問題を作る学生もいますよ(笑)。 もうひとつはどのような形式ですか。 黒木先生:もう一つは、受検対策のための課外講座を行っています。授業ではないのですが、自分のネットワークの知識レベルを確認したい、これからネットワークの勉強をしたいなど、向学心を持って資格取得を志す学生に対し、演習問題の解説を中心に短期集中で行っています。幸い、事前の自宅学習を徹底させていることもあり、平均合格率を大きく上回る成果をあげています。 取り組む学生様の様子はいかがですか。 黒木先生:.com Master ★は、日頃からネットワークに触れている学生にとって身近で興味ある内容となっていますので、授業中も活発に議論や質問が飛び交っています。また、「言葉は知っていたのだけど、きちんと理解できていなかった」ことが明らかになると、学生の関心度もより上がってくるようです。 今後に向けたご要望などはございますか。 黒木先生:公式テキストはよくまとまっていますが、やはり文字だけの情報では、実務に関わる機会の無い学生にとっては理解の限界があるのかな、と感じています。当校では実際の機器を使った実習も一部で取り入れて授業を行っていますが、例えば動画のコンテンツなどが充実していればいいな、と思ったりしますね。また、テキストの章末ごとに、簡単な「まとめテスト」などが掲載されていると理解度も高まるのではないでしょうか。いずれにせよ、頑張って.com Masterの資格を取得した学生が、社会に出て高く評価され、活躍することを期待しています。 本日はありがとうございました。
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